【ND】黒緑B・ロマノフ(11/10新規)【第16弾環境】 

NDデッキ解説

目次

1.デッキリスト

2.特徴

3.主要採用カード

4.その他採用候補カード

 

1.デッキリスト

デッキコードはこちらから
※サイキック・クリーチャーは《時空のジキルザビ・ガンマン》、《ブースト・グレンオー》以外はお好みでお願いします。

 

2.特徴

ゲーム序盤は《ダーク・ライフ》や《ボーンおどり・チャージャー》、《無頼魔獣ギガヴォル》などでマナを貯めながら墓地にクリーチャーを落としていき、《大邪眼B・ロマノフ》等の進化クリーチャーでビートダウンを仕掛けるデッキです。基本的には《大邪眼B・ロマノフ》を早期に召喚することを目指しますが、《死神術師デスマーチ》でビートを仕掛けたり、《超神星DEATH・ドラゲリオン》で相手のクリーチャーを一掃したりと、豊富なサブプランを持ち合わせている点も魅力的です。

デッキ相性としては、こちらのクリーチャーが破壊されたり、相手のハンデスによって墓地にクリーチャーが落とされれば《大邪眼B・ロマノフ》を召喚しやすくなるため、コントロールデッキ相手には有利と言えます。

一方で、《お清めトラップ》や《サイバー・N・ワールド》などで墓地のクリーチャーを山札に戻されたり、《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》をバトルゾーンに出されると動きが止まってしまいます。したがって、これらのカードをデッキに無理なく搭載できる【青抜き4Cコントロール】や【シータNエクス】には不利と言えます。

メタカードの影響もあり以前よりは動かしづらくはなってしまいましたが、それらが搭載されていないデッキに対しての自力の高さは健在です。以上に挙げた墓地肥しメタ、進化クリーチャーメタを搭載したデッキが流行していない時期に狙って使えば、まだまだ活躍できるでしょう。

 

3.主要採用カード

①《大邪眼B・ロマノフ》、《超神星DEATH・ドラゲリオン》

デッキコンセプトです。
相手に《お清めトラップ》を撃たれても、《超神星DEATH・ドラゲリオン》のメテオバーン能力を使えば、《大邪眼B・ロマノフ》の召喚に必要な枚数の墓地に落とせるため、簡単に諦めてはいけません。

 

②《ダーク・ライフ》、《ボーンおどり・チャージャー》

初動2種です。
マナを貯めつつ墓地肥しができるので重宝しますが、呪文の枚数が増えるほど、これらのカードでクリーチャーを墓地に落とせる確率が低下するというジレンマを抱えています。環境に速攻デッキやビートダウンデッキが少なく、《大邪眼B・ロマノフ》や《超神星DEATH・ドラゲリオン》を早期に召喚するメリットが薄いという場合には、枚数を検討する余地があります。

 

③《無頼魔獣ギガヴォル》

マナを伸ばしつつ墓地を2枚も肥やせるため、このデッキでは重宝します。
探索で《大邪眼B・ロマノフ》や《超神星DEATH・ドラゲリオン》のようなフィニッシャーがヒットしてしまうと、後々引けなくなる恐れがあります。そのため、デッキ内のクリーチャーの種類はなるべく多めにしておきたいところです。
なお、こちらと《ダーク・ライフ》は、単色カードをマナに落とせば、余った1マナで《死神術師デスマーチ》を召喚できます。

 

④《死神術師デスマーチ》

コストが低く能力も優秀です。
1マナのスピードアタッカーや、実質パワー5000のブロッカーとして運用できます。
早期に相手プレーヤーに攻撃してプレッシャーをかけることで、除去を強要できます。破壊されれば墓地が1枚増えるため、破壊を主体とした除去を行うデッキに対してはこのカードでビートダウンを仕掛けるのも有効です。
ただし、手札に《大邪眼B・ロマノフ》があり、早期に召喚できる見込みがあるならばそちらを優先しましょう。

 

⑤《腐敗妖精ダチュラ》

S・トリガー枠です。
マナと墓地の両方を肥やしつつ、墓地が貯まった状態であれば除去カードとしても使えます。

 

⑥《進化設計図》

S・トリガー兼ドローソースです。
デッキ内の進化クリーチャーの枚数が多いため、複数ドローが期待できます。

 

⑦《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》

相手のクリーチャーを一体破壊しつつ、スピードアタッカー&W・ブレイカーとして運用できます。
このデッキが苦手としている《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》を破壊できる点が強みです。

 

4.その他採用候補カード

《無頼魔獣ギガヴォル》の項でも紹介しましたが、黒のクリーチャーの種類は多めにとっておきたいところです。
好みに合わせてカスタマイズしていきましょう。

①《死海秘宝ザビ・デモナ》、《時空のジキル・ザビ・ガンマン》/《時空のハイド・ジオ・マッチョ》、《ブースト・グレンオー》

S・トリガー候補その1です。
墓地を肥やしつつ、《ブースト・グレンオー》で相手の小型クリーチャーを破壊したり、ブロッカーの《時空のジキルザビ・ガンマン》を出せます。《時空のジキルザビ・ガンマン》はブロックすれば墓地を2枚肥やせるので、受動的ではありますが墓地肥しとして使えます。
※このデッキにおいては《時空のハイドジオ・マッチョ》を直接出す手段がないため、基本的に《時空のジキルザビ・ガンマン》の面を使用します。

 

②《炸裂の影デス・サークル》

S・トリガー候補その2です。
こちらも墓地を肥やしつつ、受け札として機能します。
4マナというコストが少々重いものの、普通に召喚して《王機聖者ミル・アーマ》のような相手の初動クリーチャーを破壊することにも期待できます。

 

③《桜丸パグのすけ》

S・トリガー候補その3です。
こちらは黒のクリーチャーではありませんが、S・トリガーとして捲れれば確実に相手のクリーチャーを一体止められる点で重宝します。また、《ダーク・ライフ》や《無頼魔獣ギガヴォル》の効果でマナゾーンに置ければ、後々マナ爆誕で召喚できます。
このデッキでは早期に《ダーク・ライフ》や《無頼魔獣ギガヴォル》を使えるようデッキ内の緑の枚数を確保する必要があるものの、緑のカードで相性の良いカードに乏しいうえ、多色に偏りやすい傾向にあります。このカードはそういった痒いところに手が届くカードです。
しかし、当然ながら黒のクリーチャーではないため、入れすぎには注意が必要です。

 

④《腐毒の幻ハンゾウ》

ほぼS・トリガーとして運用できるほか、このデッキが苦手とする《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》を破壊できる点が強みです。
ちなみに、破壊に対する除去耐性をもちますが、シールドを墓地に置く効果は強制なので注意が必要です。

 

⑤《羅月スカル》/《神羅スカル・ムーン

《羅月スカル》は墓地を肥やしつつ進化クリーチャーを墓地から回収できる点が便利です。能力を使い終わった《無頼魔獣ギガヴォル》や《腐敗妖精ダチュラ》の上に重ねて、《大邪眼B・ロマノフ》や《超神星DEATH・ドラゲリオン》等を回収し、後続を確保できます。また、《超神星DEATH・ドラゲリオン》のメテオバーン能力で墓地に落とした進化クリーチャーをこのクリーチャーで回収するといった芸当も可能です。
《神羅スカル・ムーン》は能力を使い終わった《大邪眼B・ロマノフ》や《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》に重ねて進化できます。また、1マナで《死神術師デスマーチ》を召喚し、その上にこのクリーチャーを乗せれば、8マナのスピードアタッカー&T・ブレイカーとして運用できます。

 

⑥《埋葬虫ベリアル・ワーム》

《お清めトラップ》等で墓地のカードを戻されても、場に残る限りは継続的に墓地肥しを行ってくれる点は魅力的です。一方で、《ダーク・ライフ》や《ボーンおどり・チャージャー》、《無頼魔獣ギガヴォル》のようにマナを伸ばすことには貢献しません。《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》と異なり、《大邪眼B・ロマノフ》や《超神星DEATH・ドラゲリオン》はコスト軽減効果を有していないため、マナを伸ばせないこのカードとは若干噛み合わせがよくないと言えます。

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