【デュエプレヒストリー】BATTLE ARENAを振り返る【BATTLE ARENA LEGACY】

デュエプレヒストリー

こんばんは、BEANS所属の菜花黄名子と申します。
今回は他の記事とは違い、ちょっと昔のお話をします。

過去7回開催されたデュエプレ公式大会”BATTLE ARENA”。その中でどのようなドラマがあったのか?事前メタゲーム予想と当日の結果を比較してみる…
その名も「BATTLE ARENA LEGACY」。某工房の人気企画のパクr…オマージュ企画です。こういうの、一度やってみたかったんですよね。

と言う訳で今回は記念すべき最初のBATTLE ARENAについて振り返っていこうと思います。

目次

1.BATTLE ARENA基本情報

2.事前メタゲーム予想

3.当日の結果

4.まとめ

1.BATTLE ARENA基本情報

予選トーナメント開催日:2020年9月12日(土)
決勝トーナメント開催日:2020年9月13日(日)
開催場所:オンライン
定員:1,024名
参加資格:2020年8月開催「バルホルスカップ」にて最高到達ランクが「プラチナ2」以上
参加優先権:2020年8月開催「バルホルスカップ」の最終ランキング1位~200位の方

賞品
予選トーナメント
優勝:BATTLE ARENA決勝トーナメントへの出場権、10,000DMポイント
準優勝:BATTLE ARENA決勝トーナメントへの補欠出場権、5,000DMポイント
(※優勝者が決勝トーナメントに出場できなくなった場合、準優勝者がリザーバー枠として出場)
決勝トーナメント
優勝:賞金30万円、BATTLE ARENA【優勝】特別称号、BATTLE ARENA特別プレイマット
準優勝:賞金10万円、BATTLE ARENA【準優勝】特別称号、BATTLE ARENA特別プレイマット
TOP4:賞金3万円、BATTLE ARENA【TOP4】特別称号、BATTLE ARENA特別プレイマット
TOP8:賞金1万円、BATTLE ARENA【TOP8】特別称号、BATTLE ARENA特別プレイマット

リリースから約9か月、初めての公式大会という事で界隈は大きな盛り上がりを見せていました。因みにこの時BEANSは発足すらしていません。

今大会のみ予選が全編通してシングルエリミネーションだったため1敗の時点で脱落となるので、以降の大会と比べて勝ち上がるのがかなり難しい大会でした。
また、決勝トーナメントが予選トーナメントの次の日なのも今大会の特徴です。ハードスケジュールですね。

2.事前メタゲーム予想

まず当時の環境を語る上で、《無双竜機ボルバルザーク》は避けて通れません。

紙でも猛威を振るったカードですが、デュエプレのボルバルは10ターン目以降という条件付きとはいえ、デメリットなしで追加ターンを得られる破格の性能でした。
本来なら赤緑という色の制約があるはずなのですが、デュエプレのゲームシステム上、ボルバルを1枚マナに埋めるだけで赤緑マナが使えるようになるため色の制約は無いようなもの。
そのため10ターン以降を見据えたコントロールデッキのフィニッシャーの殆どが、色関係なしにボルバルを4枚突っ込んだものと言われていました。
(実際には緑枠として大抵《二角の超人》《口寄の化身》がセットだったため、ホントの意味での「タッチボルバル」な構築はレアケースでしたが。)
その代表格ともいえるのが【ハンデスボルバルザーク】です。

ハンデスと除去で相手のリソースを枯らしながら10ターンを耐え、準備が整ったらボルバルを投げてウィニーと共に一斉攻撃。相手によってはLOの勝ち筋も見据えます。
昔の紙に存在した【除去ボルバル】の流れを汲むデッキであり、コントロール使いからの人気の高いデッキでした。

そんな【ハンデスボルバル】に対して有利を取っていたのが、《ダイヤモンド・ブリザード》率いる【スノーフェアリー】です。

ナーフも何のその、3弾で登場して以降進化速攻デッキのトップとして環境を走り続けていました。
当時の【ハンデスボルバル】のS・トリガーの平均枚数は16~20枚近くあったのですが、ただの【速攻】ならともかく《ダイヤモンド・ブリザード》の生み出す膨大なリソースを捌き切るのは困難を極めました。

唯一ブリザードに「受け」で対抗できるコントロールデッキが、【5色ヘブンズ・ゲート】です。

【スノーフェアリー】をはじめとしたビート側は《悪魔聖霊バルホルス》のパワーラインを突破出来ず、《血風聖霊ザーディア》1体でどうしようもない程のアドバンテージ差をつけられます。
このデッキのフィニッシャーももちろんボルバルザーク。というのも、《剛撃聖霊エリクシア》で互いの緑マナを確保でき、10ターン耐える条件を達成しやすい天門との相性が非常に良かったんですよね。多数の除去や《腐敗勇騎ガレック》を有する【ハンデスボルバル】がちょっと苦手な対面でしたが、当時の環境において【5c天門】のデッキパワーは抜きんでていました。

という訳で当時の環境はおおまかに【スノーフェアリー】【ハンデスボルバル】【5c天門】【スノーフェアリー】の三竦みで成り立っており、この3デッキが優勝候補とされていました。

これ以外に追随するデッキがあるとすれば【ウェーブストライカー】【クイーンメイデン】【デスフェニックス】等がありました。


しかし、【ウェーブストライカー】はビートに強いもののリソース面で不安がありコントロール相手にトリガーを踏んだら致命的、【デスフェニックス】はコントロール相手にはそこそこ強いが【ブリザード】等のアグロに弱かったりと、Tier1デッキと比べどうしても課題が多かったのが現実。
…果たして、初の栄冠を掴み取ったのはどのデッキでしょうか?早速結果の方を見てみましょう!

3.当日の結果

top8(以下敬称略)

優勝

ボルサリーノ@海軍大将:5色ヘブンズ・ゲート

準優勝

でんでん:5色ヘブンズ・ゲート

best4(順不同)

halhal8282:5色ヘブンズ・ゲート

お小遣い制:5色ヘブンズ・ゲート

best8(順不同)

鏡:5色ヘブンズ・ゲート

アベ:光自然スノーフェアリー

首領ボッチー:光自然スノーフェアリー

もんく:水光闇ウェーブストライカー

…なんと入賞デッキの半分以上が【5色ヘブンズ・ゲート】という地獄絵図。ここまで入賞アーキタイプが偏ったのは後にも先にも今大会くらいです。
使用率1位の天門と2位のハンデスボルバルはどちらもフィニッシャーが《無双竜機ボルバルザーク》だった事もあり、「ボルバル使用率合計38.7%」「第二次ボルバルマスターズ」なんて揶揄されてましたね…。

5色ヘブンズ・ゲート


・BATTLE ARENA優勝 ボルサリーノ@海軍大将選手のリスト

使用率は全体の2割に近く、ベスト8に5人、優勝どころかベスト4を独占。ちょっと頭一つ抜けてましたねー。
その強さの理由はやはりデッキパワー。天門やボルバルをはじめとした1枚1枚のカードパワーが高く、殴ってくるデッキに対して有効トリガーも多く有象無象はデッキパワーでねじ伏せる事が出来ました。

また注目すべき点として、優勝者のボルサリーノ選手のリストに《腐敗電脳アクアポインター》が2枚採用されています。当時天門にこのカードが採用されているのはちょっと珍しかったんですよね。
このカードのおかげで従来の天門よりも【ハンデスボルバル】に対してリソース勝負で若干強くなっており、結果的にこれ以降の天門デッキにおいてもメジャーなカードとなりました。
その他、上位入賞のデッキに《フェアリー・ライフ》はほぼ採用されておらず、代わりに終盤に引いても腐らない《リバース・チャージャー》の採用が目立ちました。

ハンデスボルバルザーク

分布では2番手だったものの、残念ながらベスト8進出は叶いませんでした。
理由として考えられるのは、【スノーフェアリー】の台頭とシングルエリミネーションというルールでの弱さ。
デッキの都合上一手のプレイミスのリカバリーが効き辛く、BO1で1敗=即敗退のルール上勝ち上がるのが難しいデッキだったと思います。

スノーフェアリー

使用率3位、ベスト8を二人排出と下馬評に恥じぬ好成績を収めます。最大勢力の【5色ヘブンズ・ゲート】こそきつかったものの、次点の【ハンデスボルバル】【デスフェニックス】に強く通り自体は良かったと思います。
ベスト8二人のカラーはどちらも光文明入りでした。同系や【5色ヘブンズ・ゲート】を突破するための結論はやはり《ホーリー・スパーク》だったという事でしょう。


しかしこの時は誰も知る由もありませんでした。バトルアリーナにおける【ブリザード】の躍進はまだ始まりに過ぎなかったという事を…

ウェーブストライカー

・BATTLE ARENAベスト8 もんく選手のリスト

そんなブリ天門環境の中、もんく選手はただ一人ウェーブストライカーデッキで勝ち上がってきました。
しかもカラーリングは当時の主流だったリース(光火自然)やネクラ(光闇自然)ではなくまさかのドロマー(光水闇)。今大会のサプライズ枠として盛り上がりを見せました。
従来のリース型やネクラ型ではリソースを確保するカードが《アラーム・ラディッシュ》《骨折人形トロンボ》くらいしか無く長期戦に弱いという欠点を抱えていましたが、水文明を入れる事により《アクアン》《アドラス》という2大ドローソースを採用出来るようになり、他の色に比べて長期戦に強くなっています。
また、リソースに余裕があるためか他の色では研究が進むにつれて抜けていった《星雲の精霊キルスティン》が採用されていたのもポイントです。
惜しくもベスト8で敗退してしまいましたが、ウェーブストライカーの新たな可能性を感じさせた本大会においても印象に残っているデッキですね。

因みに安さが売りのWSのくせして生成レートがかなり高いのが災いしたか、ドロマー型は大会後もそこまでシェアを伸ばすことはありませんでした。合掌。

4.まとめ

デュエプレ初の大型公式大会として開催された【BATTLE ARENA】。

大会進行が初めてだった事に加え、準決勝以降は全ての試合が複雑な天門ミラーだったためか、全試合が配信卓でないにもかかわらず気付けば4時間半にもわたる長丁場となりました。

ですが、ここまで勝ち上がってきた猛者達のミラーだけあって試合内容は歴代でもトップクラスに面白かったと筆者は思います。現在は公式が決勝戦の切り抜きをアップしているのでそちらを見てみるのもいいでしょう。

…思えば、あの頃まではまだギリ「#あの頃のデュエマ」をやってたと思います…(遠い目)。

ちなみに今大会の数日後に《ゴースト・タッチ》《汽車男》のナーフに加え、《無双竜機ボルバルザーク》がデュエプレ史上初のDP殿堂入りになることが発表されました。


ボルバルは調整が難しい効果な事に加え、デュエプレの色システム上4枚使える事が問題だったためにこのような処置になったのでしょう。殿堂入り後も【ゲオルグ天門】【5cミラクル】の切り札として活躍しました。
一方でタッチ汽車に関しては【ハンデスボルバル】が大会で結果を残せなかったにも関わらず調整を敢行された事を見るに、軽量ランダムハンデスの弱体化は大会前から決定事項だったのでしょう。
この際に用いられた「閉塞感」というワードは現在も語り草となっています。

以上、第一回BATTLE ARENAの振り返りでした。

BATTLE ARENA LEGACY、いかがでしたか?好評でしたら2nd、3rdと続けて連載していく予定です。ちなみに工房側から訴えられたら全部無かった事にして消します。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

菜花黄名子

菜花黄名子

デュエプレやってます/8弾EXささぼーcup優勝/ボルシャックメビウスcupAD1st

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