【コラム】デュエプレデッキビルド杯とは?実際にデッキ組んでみた!

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はじめに

はじめまして、BEANSメンバーの三賀と申します。

読者の皆様におかれましては、当サイトの「環境調査レポート」を毎日ご覧いただき、ランクマッチに勤しんでおられることと存じます。
誠にありがとうございます。

さて、今回は皆様に、ランクマッチや公認大会といった「ガチ」の世界とは一味違った、いわゆる「カジュアル」の世界の一面をお見せするべく、「デュエプレデッキビルド杯」というイベントをご紹介いたします。

 

デュエプレデッキビルド杯とは

デュエプレデッキビルド杯(通称「ビルド杯」)は、いわば「デッキコンテスト」。
新弾がリリースされた数日後から(X)Twitter上で開催されるデュエプレ公式のイベントで、内容は「新弾のカードを1種類以上使用したデッキを、ハッシュタグ『#デュエプレデッキビルド杯』をつけて投稿する」というものです。

 
投稿されたデッキはデュエプレ運営によって審査され、優れたデッキは入賞作品として公式サイトやゲーム内に掲載されます。

21弾のビルド杯の入賞作はつい先日公式サイトに掲載されました。
24日のメンテナンス後はゲーム内でも確認できるようになりますので、是非チェックしてみてくださいね。
(デッキ編成→新規作成→デッキレシピから作る)


そしてなんと、入賞者に贈られる賞品はその弾のSRチケット2枚!
それだけでなく、入賞者以外のすべての投稿者から抽選で10人にSRチケットが1枚が当たります

皆さんも入賞・当選目指して投稿してみませんか?

 

デッキを組んでみよう

「でも、自分にはデッキを作るなんて難しい……」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、だからといって諦めるのは非常にもったいない!
先述の通り、ビルド杯には応募するだけでSRチケットが当たるチャンスがあるのです!

普段デッキを作らない方も、ものは試しということでとりあえず挑戦してみましょう。

ここでは一例として、ビルド杯入賞経験もある筆者のデッキ構築方法をご紹介します。
デッキの作り方には個人差があるので、あくまで参考程度にご覧ください。

 

1.コンセプトを決めよう

デッキの“コンセプト”はデッキを組む目的に当たる部分です。

ここは難しく考える必要はありません。
カードリストを眺めて自由に想像を膨らませ、ピンときたカードやカード同士の組み合わせを選びましょう。

例として、今回は《偽りの名 スネーク》を選んでみます。

自身を含むクリーチャーが出るたびにマナと手札が1枚ずつ増えます。

……つまり1コストのクリーチャーなら連打し放題なのでは???

という発想に至ったところで、再びカードリストを眺めて、1コストで出せるクリーチャーの中でも特に良さそうなものを探していきます。

いました。《陰陽の舞》です。
マナ爆誕1で、手札に抱えなくとも、スネークを出した直後に召喚することが可能です。

ただ、この《陰陽の舞》は打点としては貧弱であり、並べたところで勝利に直結するわけではありません。

そこで、この《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を使いましょう。
並べた《陰陽の舞》を一気にサイキック・クリーチャーに変換して勝利を目指します。

《偽りの名 スネーク》は直接手札から召喚するのはやや手間がかかるので、《母なる大地》を使いましょう。
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》とも、一度マナに置いておけば後から出し入れできるようになるので相性が良いです。

ここまでで、「《偽りの名 スネーク》を出し、《陰陽の舞》を連打し、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でフィニッシュ」というコンセプトが固まってきました。

このように、連想ゲームのように「何かができそう」なカードを集めてデッキの根幹部分を形成するのが、コンセプトの決定という作業です。
浮かんでくるまでひたすらカードリストと睨めっこしましょう。

 

2.初動・繋ぎのカードを入れよう

ここからは先程決めたコンセプトを成立させるために必要な要素を追加していきます。

そこでまず大事になってくるのが初動のカードです。

例えば、《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》を使うためには墓地が必要なので、《埋葬虫ベリアル・ワーム》を入れる、あるいは《ヴォルグ・サンダー》で墓地を肥やすための5コストの超次元呪文と、それに繋げる《ボーンおどり・チャージャー》を入れると思います。

例えば、《超天星バルガライゾウ》を召喚するためには大量のマナが必要になるので、《メンデルスゾーン》や《龍の呼び声》をデッキに入れることが多いです。

このように、どんなデッキにもメインのカードを使うための適切な初動カードが搭載されています。(【速攻】などの例外はあります)

また、初動カードと繋ぎのカードを合わせて、「基盤」と呼ばれる組み合わせがすでに完成されており、様々なカードを組み込むことができるようになっている場合があります。

例)シータ基盤

色次第ではこのような「基盤」を丸ごと取り入れるのも手です。

さて、先程の《偽りの名 スネーク》の例であれば、定番の《フェアリー・ライフ》と《霞み妖精ジャスミン》に加え、《母なる大地》のコストとしても運用できる《青銅の鎧》や《飛散する斧 プロメテウス》、《偽りの名 スネーク》を手札に加えられる《ライフプラン・チャージャー》などが候補になります。

一旦上記のカードを4枚ずつ突っ込んで、枚数は後から調整することにしましょう。

 

3.S・トリガーを入れよう

メインのカードを使う前に殴りきられては元も子もないので、防御用のS・トリガーは入れた方が良いとされています。
シールドにあるトリガー枚数の期待値が1枚以上となるように、8枚以上の防御トリガーを入れるべきであるというのが通説です。

(例外として【速攻】や【エンペラー・キリコ】や【白緑アガサ】など、やられる前にやるスタイルのデッキでは8枚未満になることがあります)

トリガーのカードの選び方としては、
1.色が合うこと
2.トリガー以外の役割があること(手打ちできること)
3.確実な防御手段となること
などを意識しましょう。

先程のスネークデッキの場合、1と2を重視して《ドンドン吸い込むナウ》、1と3を重視するなら《終末の時計 ザ・クロック》が候補になります。
すでに《母なる大地》が4枚入っているので、追加で4枚入れれば一般的な基準である8枚以上を満たすことができます。

墓地利用系への対策となるトリガーの《埋没のカルマ オリーブオイル》も追加で入れてみました。

4.色配分などを調整しよう

ここまできたら、足りない部分を補ったり余計なカードを減らしたりして、デッキを40枚に纏めていきます。

とはいえ、細かい部分を机上論で考えるのには限界があるので、まずは実際にシティバトルなどで使ってみるのもオススメです。

上記の例レシピを実際に使ってみると(超次元は入れました)、青のカードが13枚とやや少ないので増やしたい、《飛散する斧 プロメテウス》は多色なのでかさばりやすい、《ライフプラン・チャージャー》は《母なる大地》を持って来れないので使いずらい、などの問題点が浮かび上がってきました。

自分が納得する形になるまで、こうして出てきた問題点の改善を繰り返していきましょう。

デッキが完成したら、「#デュエプレデッキビルド杯」をつけてポスト(ツイート)しましょう!
繰り返しになりますが新弾発売の数日後から開始される期間限定のイベントなので、開催期間には要注意です。

 

「BEANSデッキビルド杯」やってみた

さて、このデュエプレデッキビルド杯にちなんで、BEANS内部でも「BEANSデッキビルド杯」なるイベントを開催し、メンバーにデッキを組んでもらいました。

『Nベニジシビリオネア』

デッキの紹介文:
サイバーNワールドの自分5ドローでビリオネア、相手5ドローでベニジシを展開!
アスラでクロックをシールドに仕込んで確実な勝利を目指そう!

メンバーからのコメント
・ベニジシ→アスラがいい味出してる
・ジャイアント・インセクトに進化ジャイアントを乗せる発想が素晴らしい

『おぼろふぁーすと』

デッキの紹介文:
はじめてのくろすふぁいあせかんどはくろすふぁいあふぁーすとだとおもうます

メンバーからのコメント
・ワンチャンランクマで遊んでみようと思えた
・とっ散らかっているように見えて色配分がしっかりしている
・デッキ組むの難しかったと思うので、敬意を表する

『ブルースは悪魔の音楽』

デッキの紹介文:
一直線に《悪魔神ドルバロム》の降臨を目指すルートと、デスパペットたちを《不死帝 ブルース》で使いこなすルートの2種類を使いこなし、勝利を目指せ! 最後はたくさん軽減が乗った《無双恐皇ガラムタ》で安全にフィニッシュだ!

メンバーからのコメント
・デスパペットシナジーとバロムデッキの調和が見事
・ドルバロムが出せないと苦しいが、そんな時にサブプランがあるのが良い
・デッキ名が良い

『無法一閃ブラッドレイジ』

デッキの紹介文:
《偽りの名 ドレッド・ブラッド》と《ヒラメキ・プログラム》で連続ドロン・ゴー!《神豚槍 ブリティッシュROCK》を《永遠のリュウセイ・カイザー》に変身させ、盤面に並んだクリーチャーでワンショット!

メンバーからのコメント
・よくドレッドブラッドというカードを見つけてきたなと思った
・デッキ強度が高そうで、コンボも実践的で面白い
・昔のスーパーデッキを思い出して懐かしかった

 

おわりに

以上、デュエプレデッキビルド杯やデッキ構築に関してお伝えしてまいりました。
この記事が、皆様がカジュアルデッキビルドという新たなトビラを開く一助となれば幸いです。
それでは、ごきげんよう。

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