【ND環境調査】デュエプレ週刊メタゲームウォッチング(5/27~6/2) Vol.10【14弾】

ND週刊メタゲームウォッチング

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ついに今週から14弾環境のメタゲームウォッチングとなりました!
新カード!新デッキ!新効果!と盛りだくさん新要素満載の14弾環境!
8弾.8.5弾の強力なカードのスタン落ちもあり、新弾直後らしい混沌とした環境様相でしたね。
そんな混沌とした環境も1週間経ってメタゲームはどういう風に移っていったでしょうか。

さて、早速始めていきましょう。

目次

1週間の環境推移

環境考察

雑感

1週間の環境推移

※6/1より【武者】をグラフ上に反映。

環境考察

環境初日こそ新弾で新しく発表された効果を使ったデッキや既存のデッキに新カードを追加したデッキなど各デッキ万遍ない環境様相となりました。

新デッキとしては《大地竜機シロガシラ・ジュカイ》をキーカードとした「マナ爆誕」「マーシャルタッチ」の新効果を使い、横にクリーチャーを広げてビートしていく【シロガシラ・ジュカイ】が出てきました。
また【連鎖】についても《サイバー・G・ホーガン》《超電磁トワイライトΣ》をキーカードとして、これまた新効果の「連鎖」を繋げてクリーチャーを並べビートするデッキが出てきました。


注目すべきは新弾リリース直後はシェアがトップだった【光水闇超次元コントロール】が日に日にシェアを落としていることです。《超次元ドラヴィタ・ホール》《超次元ミカド・ホール》の実装により強化をもらったデッキでしたが、
プレイヤー間で《時空の封殺ディアス Z》の効果が適用されないという致命的なバグが見つかったことも一因したのか、使用者を極端に落としています。

【バルガライゾウ】については長らくデッキを支えていた《龍仙ロマネスク》《光神龍スペル・デル・フィン》がスタン落ちしましたがその枠に《超次元ストーム・ホール》《爆竜 GENJI・XX》を採用しより攻撃的になりました。
デッキの半数がドラゴンのデッキのこのデッキのサブプランとして《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》のエキストラターンを獲得しながらビートするプランもあり、現環境随一のデッキパワーのあるデッキとなりました。日に日にシェアを伸ばし直近では約4分の1も獲得しています。

そして一番の目玉は小型サイキッククリーチャーの実装により強化された【超次元ビート】が環境入りしたことでしょう。現環境間違いなく最強のデッキの一つと言っても過言ではなくなりました。
文明の構成は「光火自然」と「光水火」があり、現在は前者の「光火自然」が主流となっております。
超次元クリーチャー+《爆竜 GENJI・XX》の打点形成能力と押し込み能力。そしてプレイできる幅がとにかく広いのが特徴で、ランクマッチの最終レジェンド(トップ100位)の報告も多いデッキとなりました。

《爆竜 GENJI・XX》については随一のビート性能からこのカードを軸とした「XX」のデザイナーズテーマで組まれている【XX】があります。このカードは目玉SRカードあり強力な一枚になっておりますね。

細かい構築の変化として【バイオレンスフュージョン】については《クリスタルフュージョン》を《恵みの大地ババン・バン・バン》に入れ替え、「マナ爆誕」により、安定して13マナ域までブーストする形となりました。

また【速攻】についても今までは【闇自然速攻】が主流だったのに対し、新弾で実装された《炎舌実況 DJ・ショー》《ブルース・ガー》《超次元サプライズ・ホール》を採用した【火光速攻】が主流になってきました。

また、BEANSメンバー多数の目撃情報も元に、6/1より【武者】デッキもグラフ上に反映させるようにしました。


既存の【武者】デッキに《爆竜 GENJI・XX》《超次元サプライズ・ホール》超次元ボルシャックホール》を採用し超次元クリーチャーでも展開できるプランをとることができるようにした強力なデッキです。
(BEANSでは対面での使用率やそのデッキに対する環境へのインパクトも基準に随時デッキを追加及び変更して、より環境デッキを明確にするよう努力しています。)
このデッキは流行りの【超次元ビート】に優位が付くとして大きく注目されているデッキです。

このようなメタゲームに合わせて新しく既存デッキが形を変えて台頭してくるのも面白いですね。

1週間推移をまとめますと

新弾初日こそ混沌とした環境でしたが、
【バルガライゾウ】【超次元ビート】は次第にシェアを増加。2デッキで環境の約半分を占拠するほどになりました。
初日環境トップシェアだった【光水闇超次元コントロール】はシェアを落としていきました。
【武者】デッキも月初にかけて台頭し、環境デッキの一角に。

以前の13弾の環境で主流であった【エンペラーキリコ】【闇自然Bロマノフ】【ナイト】は環境外へ一旦は追いやられた結果となりました。

雑感

さて待ちに待った14弾環境は皆さんも感じている通りだと思いますが、13弾環境とは全く変わってまさしく超次元環境となった印象です。
14弾のSRカードたちが環境で暴れまわっています。
小型サイキッククリーチャーや強力な大型超次元クリーチャーの登場により、様々なデッキへ超次元呪文が入るようになり戦略の幅が広がりました。

しかしながら、この環境がこれからも一向に続くとは考え難いのが筆者の所感です。

なぜなら、この1週間は様々なバグが見つかり、クリーチャー本来の挙動やゲームルールが適用されていない中での環境だったからです。
あくまで”その環境下”での環境グラフであるためそれが本来のデッキの強さや流行であるかの精査は多少たりとも落ちてしまいます。
残念ながら、そのバグを利用し対戦しているプレイヤーも少なからずいます。
本来の挙動でのそのデッキのデッキパワーというのはまたこれからのことですので、それまでは良識をもってプレイしたいですね。

さて、話を戻しますが、現在はだいぶ偏ったデッキ分布になりました。
特に【バルガライゾウ】【超次元ビート】については環境の半分を占拠しているため、メタを寄せても差し支えないくらいのシェアになっています。
すでに様々なところで構築は広まっているため、次の1週間はこの2デッキをいかにメタってデッキを組み立ていくか、大半になるミラーにいかに対策し勝っていくかがが勝率を安定させるカギとなりそうです。

どちらも自分の動きの押し付けが強いデッキのため生半可な対策じゃ突破されてしまうデッキパワーを持っています。プレイヤーたちの腕の見せ所といったところです。

また《時空の封殺ディアス Z》のバグについても6/2に暫定的な対応がなりましたが【光水闇超次元コントロール】が本来のデッキパワーを取り戻し、復権する可能性があります。

新弾環境も始まったばかり。

今は環境形成期であり、まだまだ発展途中のデッキばかりです。

13弾環境のように【ナイト】【キリコ】も今後は形を変えてシェアを伸ばしてくるかもしれません。
6月も引き続き公認大会も開催されていくためその結果を受けてまたメタゲームも動いていくかもしれません。

これからのメタゲームの変遷も楽しみですね。

筆者もアイデアはいっぱいあるので新しい環境デッキを作るくらいの意気込みで14弾環境も遊んでいこうと思います!

以上、ここまで読んで頂いてありがとうございました。

それではまた来週お会いしましょう。Goodbye!

ピヴォ

ピヴォ

酒とチョコレートで体ができてます。 1児の父。 最終レジェンドx2回 (スペルデルフィン、ネログリフィス)

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