【ND】環境デッキテンプレリスト集(1/29新規)【29弾環境】

NDテンプレデッキリスト集
1 はじめに

こんにちは。BEANSの戦闘員、ナニガシソレガシです。

第29弾禁断ノ刻環境です。新たなる禁断《禁断機関 VV-8》と再臨した未来の王《時の法皇 ミラダンテXII》による戦いが背景ストーリー上でも描かれています。また、上記の二枚も該当しますが、そのほか《メガ・マナロック・ドラゴン》などTCGでは殿堂入り・プレミアム殿堂入りを果たしたカードが多く収録されており、まさに“禁断”のカード達のパックといった収録具合になっています。
ただ、デュエプレはこうしたTCGにおける“壊れ”カードの扱いには定評があり、活躍を抑え込む調整をしてきました。《凶星王ダーク・ヒドラ》など、中には抑えられたパワーで収録されたために環境に入り込めなかったカードも存在します。《蒼き団長 ドギラゴン剣》?

殿堂カードの今後に注目していきたいところです。それではデッキリストです。

 

2 デッキリスト
①【ハムカツ団】

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《超DXブリキンアース》を新たに獲得したことで成立しました。これはデュエプレオリジナルカードで、デッキをハムカツ団で固めるデメリットと引き換えに、最大3ドローを行うSAの5コストドラゴンです。これが革命チェンジをする大型クリーチャーたちと相性が良く、特に手札を消費する代わりに半無限攻撃を行う《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》とは強烈なシナジーを持ちます。デッキをハムカツ団で固めるのがデメリットなのですが、今回の弾でハムカツ団のドラゴンが多数収録されたため、ハムカツ団で固めながら《メンデルスゾーン》まで採用できるようになりました。
《シン・ガイギンガ》《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》を使ったトリガーケア、《蒼き団長ドギラゴン剣》と《超DXブリキンアース》によるリソース確保、《ボルシャック・ドギラゴン》《伝説の禁断 ドキンダムX》による防御などを兼ね備えた非常に強力なデッキです。

 

②【白単ミラダンテ】

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前弾から引き続き活躍するデッキです。《時の法皇 ミラダンテXII》の追加でデッキに新たに“ミラダンテ”が増えました。【ハムカツ団】の安直な攻めは《ミラクル・ミラダンテ》によりシャットアウトすることが可能なため、そこを受け止めるのが目下の役割になっています。《若き日の族長 ヘンザ》により除去耐性も手に入れ、対コントロール、ビッグマナに少しだけ強くなりました。盾が減るデメリットも、手札を増やしながら《時の革命 ミラダンテ》の革命0に近づくと考えればメリットに変換することができます。

 

③【5C獅子王蒼龍】

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【ハムカツ団】を狩る【白単ミラダンテ】を狩るビッグマナ、といった立ち位置です。《獅子王の遺跡》により4→8のマナカーブが可能になり、最速で《ニコル・ボーラス》を投げることがより行いやすくなりました。《獅子王の遺跡》《ニコル・ボーラス》がアイデンティティで、それ以外は使用者によりデッキ内容が変わる、グッドスタッフ性質の強いデッキです。今回のリストはやや対【ハムカツ団】を重く見ています。防御札を抜いて別のカードに差し替えるなどしてチューニングを行ってみてください。

 

④【キリコ・アンプラウド】

(シータ)

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(5C)

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【ハムカツ団】を狩る【白単ミラダンテ】を狩る【5C獅子王蒼龍】を狩る【シータキリコ】といった立ち位置です。ハンデスに強く、《超次元リュウセイ・ホール》で【白単ミラダンテ】にも戦えますが、【ハムカツ団】を受けることは厳しいため、使い時を見極めましょう。

【5Cキリコ】は《「巫」の頂 ウェディング・イノセンス》や《嘘と盗みのエンターテイナー》が跋扈していた前環境では苦戦を強いられていましたが、今期はそれらのカードが減ったため復権の兆しを見せています。

 

⑤【成長革命チェンジ】

(ドギラゴン剣)

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(ミラダンテXII)

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前弾から引き続き存在する速攻系デッキの系譜です。成長先に《時の法皇 ミラダンテXII》が新たに追加され、デッキタイプが追加されました。環境としては【ハムカツ団】に対する受けを意識したデッキが増えているため、やや逆風といったところです。

 

⑥【青黒ハンデス】

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前弾から引き続き活躍しています。《デモンズ・ライト》の追加でデッキの完成度は高まりましたが、【ハムカツ団】の圧倒的リソースに対してハンデスが明らかに追いつかないうえ、《封魔ウアラク》も簡単に除去されてしまうため環境的には逆風です。

 

⑦【赤黒イニシャルズ】

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新たなキーワード能力“侵略ZERO”と相性がよく、トリガーも比較的組み込みやすいため環境における位置は向上しましたが、使用者は伸び悩んでいる印象です。デッキとして《Dの禁域 ドキンダム・ゾーン》に対する依存度が高く、近年のレジェンドはデッキ生成コストも高いため、今後の動向を見て使用者がもう少し増えるかもしれません。

 

⑧【赤黒レッドゾーン】

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《一撃奪取 トップギア》と同様の効果を持つ《虹彩奪取 ブラッドギア》の追加があり、2コスト軽減クリーチャー8枚体制となり3ターン目の動きの再現性が高まりました。ビートデッキとしてはやや多色カードが多いデッキになってしまったため、チャージするカードはこれまで以上に慎重になる必要があります。

 

⑨【ドギラゴン剣】

(5C)

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(赤黒)

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(ハンデス)

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【5Cドギラゴン剣】は《Mの悪魔龍 リンネビーナス》の獲得で、墓地から《奇天烈 シャッフ》を始めとしたメタクリーチャーを出しながらワンショットまで打点が伸びるようになりました。防御面も《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》や《青音の精霊龍 リンガール》などで兼ね備えており、万能感の高いデッキとなっています。

【赤黒ドギラゴン剣】では、ナーフされた《メガ・マナロック・ドラゴン》ですが《スクランブル・チェンジ》との相性は未だ健在で、決まれば実質ターンを貰うことができる…といいたいところですが、環境が受け寄りなのもあって意外と厳しい印象を受けます。さらに、《蒼き団長 ドギラゴン剣》で殴って《ボルシャック・ドギラゴン》でカウンターするデッキとしては【ハムカツ団】の壁が高く、弱体化したというよりもこのデッキよりも使いやすいデッキが現れた、という状況といった方が適切かもしれません。

【ハンデスドギラゴン剣】は《裏切りの魔狼月下城》《ブレイン・タッチ》をデッキに組み込み、自身は《コアクアンのおつかい》でリソース差を更につけてから《Mの悪魔龍 リンネビーナス》を絡めて安全に殴ります。
ただ、【青黒ハンデス】と同様細かいハンデスが環境的に下火なため、機を見る必要がありそうです。

 

⑩【青白シリンダダンテ】

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《時の法皇 ミラダンテXII》と《革命龍程式 シリンダ》を組みわせたTCGにも存在したデッキタイプです。《虹彩奪取 アクロパッド》《一撃奪取 マイパッド》から軽減を繋げて《時の法皇 ミラダンテXII》でフィニッシュするところまでもっていきます。《永久龍程式 Q.E.D.=X》など相性のいいカードがデュエプレには存在するため、新たな活躍が期待できるかもしれません。

 

3 あとがき

今回紹介したデッキ以外にも
【クローシスドギラゴン剣】
【赤青ドギラゴン剣】
【赤白レッドゾーン】
【青単VV-8】
【青白サザン】
などは存在するようです。

環境的にはビート→受け→ビッグマナ→ビートによる三すくみが成立しているように見え、この矢印を覆すデッキが登場することで環境が動くとみられています。

それはそうと、並み居る禁断のカード達を抑えて29弾トップメタカードに輝いたのはデュエプレオリジナルカード《超DXブリキンアース》でした。それは流石に予想できませんでした。「はじめに」で触れたんですが、デュエプレ運営はこれまで殿堂カードは多かれ少なかれ慎重に扱ってきている印象があったので、明らかにヤバいカードである《蒼き団長 ドギラゴン剣》はほぼ規制なしかつ強化カードを与え続けているのはわからないです。人気の高い殿堂カードとして似たような立場で言えば《無双竜機ボルバルザーク》も3弾で登場して、【ゲオルグ天門】の活躍時期だからたぶん8弾あたり?でお縄にかかったので、《蒼き団長ドギラゴン剣》も5弾くらいは泳がせるのかもしれません。ADは好きにしましょう。
革命繋がりで言えば“ミラダンテ”もだいぶ増えました。TCGだと“ダンテ”と言えば《時の法皇 ミラダンテXII》でしたがデュエプレは“時の革命”も“ミラクル”もアッパーされて常に環境の前線を走っているため、ナーフされた“時の法皇”が一番影が薄くなる未来もあるかもしれません。略称がややこしいのが悩みどころです。
そしてたまには《魔の革命 デス・ザ・ロスト》のことも思い出してあげてください。あと《超天星ライゾウ「灼」》にも相応のサポートカードをよろしくお願いします。

ご意見、ご感想等ありましたらコメントにお願いします。


 

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コメント

    • 匿名希望
    • 2025.01.30 3:15pm

    いやボルバルは5弾でもう殿堂かかってただろうが何言ってんだ仮にもデュエプレを昔から扱ってるブログだろそんな大事なとこ間違えるなよ

    • T
    • 2025.01.30 2:29pm

    成長バスターについてのリストで数点お聞きしたい事があります。
    1点目はよく見られるリストと比べ1コストのクリーチャーを削っている点。
    2点目は霊峰4枚を積んでおり、ホール呪文を増やしている点。
    3点目はサンマッドを3枚に留めている点。
    私は成長バスターのコンセプトを理想3t目に過剰1点程作りながら突っ込む速攻デッキだと考えているのですが、1コスト獣を減らしてホール呪文を増やしているこのリストは5t目以降を見据えたものに見えます。
    また、霊峰を打つタイミングは多くの場合2,3t目で5コストドラゴンがハンドないし盤面にあってバスターを探しにいく場面だと思うのですが、ゲーム内で複数回使うことはほとんどないと考えている為、どのような理由で4投しているのか知りたいです。
    ロングゲームをするならマナが伸びトップ解決力が高いハムカツ団で良く、成長の強みである速攻の安定感を捨ててまで今の環境で敢えて後ろに寄せる意図が図りかねた為コメントさせていただきました。

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