はじめに
こんにちはチャンバラです!
今回は、紙からデュエプレでリメイクされたカード解説の第3弾「英雄の時空」編です。
前回の第2弾編はこちら
それでは、やっていきましょう!
目次
①《剛撃精霊エリクシア》
1枚目はこちら
《剛撃精霊エリクシア》です。
このカードはもう知らない人はいないと思いますが、《ヘブンズ・ゲート》が登場してから、【5色ヘブンズ・ゲート】で高火力のアタッカー兼高パワーの突破しづらいブロッカーとして活躍しました。
しかし、次弾の第4弾で《ヘブンズ・ゲート》が登場するまでは、そこまで見ることはなかったカードです。
さて、そんなこのカードにも元になったカードがあります。それがこちら
《聖断の精霊 エリクシア》です。
自然文明もなくなり、ジャイアントもブロッカーもなくなっています。
ですが、「このクリーチャーのパワーは、自分のマナゾーンにあるカードの文明1つにつき+3000される。」という能力はそのまま、「このクリーチャーのパワーが6000以上の時〜」という能力は強化された未来の能力パワード・ブレイカーとして引き継がれています。
お世辞にも強いとは言えないスペックをしていて、デュエプレで魔改造されたことでやっと環境入りを果たしました。
ブロッカーという能力が付いてるか否かで、天と地ほどの差があることが分かりますね。
これは、現代デュエマでも言えることで、いかに《ヘブンズ・ゲート》というカードが強力か分かります。
②《腐敗勇騎マルドゥクス》
2枚目はこちら
《腐敗勇騎マルドゥクス》です。
前の弾に登場した《地獄の門番デスモーリー》の上位互換であり、火文明が追加されたことでSAを持ち、盤面処理だけでなく、アタッカーとして使うこともでき、腐る場面が少なくなりました。
このように、腐る場面が少ないこと、色が優秀なことから、クイックピックなどの特殊ルールや、ハイランダーデッキでもよく採用されたりします。
種族は、マイナーであるゴーストと、ビート戦術が得意なヒューマノイドとあまり嚙み合いが少なくあまり優秀ではなく、ほぼ唯一の欠点です。
ですが、欠点はあってないようなもので、総じて、とても優秀なカードと言えるでしょう。
このカードの元になったカードはこちら
《腐敗勇騎ドルマークス》です。
このカードは、初めて多色カードが登場した第10弾に収録され、現在殿堂入りに指定されています。
盤面処理をしつつランデスをするのは強力ですが、自分もランデスしてしまうのが足を引っ張り、長年日の目を浴びることのないカードでした。
しかし、初めて登場してからなんと約16年後、《不敵怪人アンダケイン》というカードの登場により、最速3ターン目にランデスロックが成立してしまうコンボが見つかり、公式もこれを見逃すわけにもいかず殿堂入りに指定されました。
流石にランデス効果はやりすぎだと思ったのか、ランデス効果は削除され、代わりに火文明らしいSAが追加されました。
紙では、マナを破壊してじわじわと追い詰めていくカードですが、デュエプレでは、SAで戦場を颯爽と駆け抜けていくという対比が面白いですね。
③《アクア・トランサー》
最後のカードはこちら
《アクア・トランサー》です。
3コストで手札を2枚入れかえられる優秀なカードです。
また、種族も優秀で、【水単ツヴァイランサー】には、《クリスタル・ツヴァイランサー》を探しに行けるカードとして採用されることがあります。
同じコスト、同じ種族、同じ役割のカードに《アクア・ハルカス》と《アクア・ハルフォート》があります。《アクア・トランサー》を使うメリットとしては、1枚多く山札を引けること、《アクア・ハルカス》、《アクア・ハルフォート》を使うメリットとしては、手札を減らさず展開できることです。
なので、現在の【水単ツヴァイランサー】では、山札を引く速度が大幅に向上し、《アクア・トランサー》のメリットの重要性が薄くなっていて、《アクア・ハルカス》と《アクア・ハルフォート》が優先されることがほとんどです。
このカードの元になったカードはこちら
《アクア・アナライザー》です。
3コストで山札の上から5枚まで見て、それらを好きな順番で仕込むことができるという優秀なカードです。
今でこそ、ゲームスピードが超高速化していてこのカードを使うタイミングがないですが、昔の環境のゲームスピードでは、何ターンも先のゲームプランを決めることができるのは、強力でした。
かつて、《アクア・ハルカス》が殿堂入りしていた頃なんかは、リペアカードとして使われていたこともありました。
《アクア・トランサー》のフレーバーテキストは「その体と引き換えに、未来視できる力を手に入れた。」となっていて、そこからも、リメイクカードだということが窺えます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
《剛撃精霊エリクシア》がリメイクカードだったのは知らなかった人も多いでしょう。
このように、環境で暴れたカードも、違う視点で見てみるのも楽しいと思います!
それでは次のリメイクカード紹介、第4弾編でお会いしましょう!
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