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リンクを押してくださりありがとうございます。
先日初めて麦茶が腐ることを知りました。最近暑くなってきたので皆さんも気を付けましょう。こんばんは、ピヴォと申します。
さて今回のメタゲームウォッチングはシーズンが変わった「GENJIカップ」最初の1週間でした。
イベントでは PLAY’S ARENA「黒城凶死郎杯」が開催され、8月に行われるバトルアリーナ8thの予選ラウンド1回戦の不戦勝権利獲得に向けランクマッチでは調整の場としても利用されているのではないのでしょうか。
「ディアボロスZカップ」で最終レジェンドを獲得したデッキもTwitterやyoutubeで公開されている中、どのようにメタゲームは動いたのでしょうか。
さて、早速始めていきましょう。
目次
1週間の環境推移
環境考察
月末環境と全く変わって【バルガライゾウ】が1段階シェアを上げて環境トップになりました。
多い日には25%以上と環境の4分の1も占めている日もあり、日々のグラフでもトップのシェアで安定しています。
【超次元ビート】に関しては2種類のデッキを合わせると【バルガライゾウ】に匹敵するシェアの日もありますが次点に甘んじている日が多いですね。
最近は【超次元ビート】の小型サイキッククリーチャーを意識した《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》が3~4枚程度採用されている構築も多く、以前よりも簡単に突破されないような構築になってきているように思います。
月末に向けシェアを伸ばしていた【エンペラーキリコ】は再度シェアを落とし【バルガライゾウ】【超次元ビート】に1段階落ちたシェアとなっております。
【ナイト】に関しては、月末から引き続いて堅調にシェアを維持しております。
最終レジェンドを達成したプレイヤーが構築をTwitterであげておりましたが、筆者が見た中では一番多いデッキタイプだったと記憶しております。
コントロール系統のデッキでいうと【リーフコントロール】も挙げられます。
しかしこちらは先月から大会入賞やランキング上位帯での報告も上がっているデッキタイプですが、比較的低いシェアで推移しています。
上記のデッキはリソース管理も難しく、ハンデスのタイミングや除去の確保などプレイングと練度を要求されるかなり扱いが難しいデッキなのでコントロール玄人たちが扱っている印象です。
強いが所謂”誰でも扱えるデッキ”ではないのでシェアが伸びないことが予想されます。
また【NEX】に関しては月末からシェアはなかなか伸びきらず、低いシェアで推移しています。
スーパーデッキ2022で《時空の翼マスター・ルピア》を獲得もビートダウンやタイムリミット系のデッキのキルターンの高速化に間に合っていない点やコントロール系統デッキの除去札で簡単に除去されてしまうなどあと一歩が惜しいといったところだったでしょうか。
1週間の推移をまとめますと、
【バルガライゾウ】が1段階抜けて環境トップシェアに。
次点に【超次元ビート】が追従しています。
【エンペラーキリコ】はシェアを落として【ナイト】、【速攻】、【闇自然Bロマノフ】【光水闇超次元コントロール】が横並びの使用率となっております。
割合は少ないながらも【リーフコントロール】も環境でのシェアを保っています。
雑感
一言でいうと【バルガライゾウ】環境が以前にも増して加速しているといったところでしょうか。
プレイヤーは【バルガライゾウ】このへの勝ち筋をまず考えてデッキ選択しなければランクマッチにおいて勝率を一定させるのは難しいのではないかと思います。
そのくらいに環境でのシェアが多いのでランクマッチで対戦しない日はなく、決して無視はできないデッキになりました。
【バルガライゾウ】への対抗という点でいうと、天敵である《光神龍スペル・デル・フィン》がND落ちしていることから【ナイト】が前環境よりも格段に戦いやすくなっています。
また【超次元ビート】対策に《魔弾プラス・ワン》を多く採用し、守りを硬めたりと環境に合わせてチューニングされてきた印象です。
幅広いデッキと戦うことが前提なランクマッチ環境においてシェアを伸ばしているのも納得の理由です。
不利対面の【バイオレンスフュージョン】が今は環境外デッキなことも助かっているかもしれません。
しかしながら、【ナイト】も使い手のプレイング技術と練度を求められるデッキです。
”誰でも扱えるデッキ”ではないのがシェアを伸ばすネックになっているように思います。
またミラー戦や【リーフコントロール】【光水闇超次元コントロール】も少なからず存在しているため、
手札リソースと盤面クリーチャーの打点の削りあいや山札管理、除去札管理と、熟考を要求される酷なコントロールミラーとなることも避けられる一因になっているかもしれません。
また、【ナイト】に関しても《魔弾グローリー・ゲート》を唱えてからの《魔弾アルカディア・エッグ》、《魔光大帝ネロ・グリフィス》を起点するケースが多いため、
墓地メタになる《超次元エクストラ・ホール》が採用されていたり、《蒼神龍バイケン》を自然と採用できる【光水火超次元ビート】は比較的対応力の高いデッキとしていい立ち位置にいるのではないかと思われます。
14弾環境も終盤ですが実は現在までテンプレートで固まったデッキというものはなく、使い手のメタ読みで構築に幅があるのが今の環境の面白いところです。
どのデッキも少しづつ環境を読み、採用カードを考えて調整しながら形が変化していく様子は面白いですね。
筆者もまだまだ14弾環境も楽しめそうです。
以上、ここまで読んで頂いてありがとうございました。
それではまた来週お会いしましょう。Goodbye!
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