こんにちは!らめどです!
今回はいよいよ明日(2022/5/12)に開催されるSPルールマッチ「UNDER VR MATCH」の主要なアーキタイプとなりそうなデッキリストや使っていて面白いデッキリストを、普段から定期的に「VR以下杯」や「VRスクリムリーグ」を開催しているミノバトさん(@minominobato)と愉快な仲間たちの協力の元、紹介していきたいと思います。
SRが使えないだけでランクマッチと全く異なった環境となっているため、ランクマッチでは全く見ないカードや使いたくてもランクマッチ環境に置いて行かれて使うのが難しいカードも使用できるので、是非色々なデッキを試してみてくれたら幸いです。
目次
1.VR以下環境
デッキリストを紹介する前にまずは先ほど紹介した「VR以下杯」の環境について見ていきましょう。
まず現在ミノバトさん(@minominobato)が開いているVR以下の大会については思い出のデュエマさん(@DM_Bolmeteus)がVR以下の大会を開いたことがきっかけで発展して現在の形となっています。
「VR以下杯」という賞金が出る大会だけでは無く、練習試合といった意味合いが強い「VRスクリムリーグ」も毎週(火水木曜日21:00~)開催しています。
もちろん最強デッキは他のアーキタイプと違いSRが入っていないため弱体化が無く、ランクマッチでもNDAD共にトップクラスの強さを誇る【闇自然速攻】です!!・・・といった訳ではなく様々なアーキタイプが入り乱れる環境になっていて、ランクマッチと比較するとむしろビートダウン系よりもコントロール系が強い環境となっています。
なぜかと言うとSR特有の理不尽と呼べるほどのカードパワーやフィニッシュ力が無く、除去トリガーはほぼ全て健在であることによってビートダウン系へのメタが貼りやすいため、結果的に比較的環境が低速化しているためです。
また、そのコントロール系を狩る【エンペラーキリコ】や【バルガライゾウ】、【5色フュージョン】などのいわゆるタイムリミット系のデッキが存在しないことも大きな一因だと思います。
もちろん先ほど話題に出した【闇自然速攻】やビートダウンの雄【ガントラビートダウン】、マッドネスと天門を無理なく採用できる【アークセラフィム】などのビートダウン系のアーキタイプも負けておらず、コントロール系に無類の強さを誇る【バルクライ王】やコントロール同型に強い【パルティアライブラリアウト】など列挙した以外にも様々なアーキタイプが混在している環境なので興味がある方は是非色々なデッキを試してみてください。
2.デッキリスト
前置きが長くなってしまい申し訳ございません。
それではみなさんお待ちかねのデッキリストの紹介をしていきましょう。
速攻、ビートダウン系
①【闇自然速攻】
デッキコードはこちらから
説明不要のデッキです。
正直周回用では一番いいと言ってしまって問題ないと思います。
ただ、《ノーブル・エンフォーサー》といった速攻対策が多い可能性もあるので、その時は適宜別のデッキに握り替えることも視野に入れてください。
②【火自然速攻】
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こちらも【闇自然速攻】と同様に動き方の説明はいらないと思います。
ただ【闇自然速攻】と比較するとパワーラインが高く、《熱刀 デュアル・スティンガー》といったブロッカー除去ができるのである程度速攻対策をしたデッキとも戦うことができます。
③【ガントラビートダウン】
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こちらもほぼほぼ説明不要ですね。
見慣れない《ルピア・ラピア》は《ガルベリアス・ドラゴン》及び《光神龍ザ・イエス》の回収にも役立ちます。
《光神龍ザ・イエス》は同型に強くなるため採用しています。
④【アークセラフィム】
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実はVR以下のアーキタイプではTier1と言っても過言では無いデッキです。
《聖帝ソルダリオス》の効果でアーク・セラフィムを大量展開しつつ、《ヘブンズ・ゲート》や《霊騎コルテオ》でS・トリガーも充分で、《護聖霊騎ケスト・リエス》や《聖霊提督セフィア・パルテノン》で手札補充も可能と臨機応変にどんなアーキタイプ相手にも戦えるデッキになっています。
⑤【サイバーティラノ】
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ここからはいわゆるテンプレでは無い、最近結果を残した面白いデッキになります。
このデッキは基本的な動き ・基本的には2ターン目《疾風のスウザ》、3ターン目《闘竜麗姫アントワネット》を軸に、自分のターンで《闘竜麗姫アントワネット》が破壊されないように立ち回ります。
ビートダウン対面には《闘竜麗姫アントワネット》が破壊されないよう盾を詰めつつ、《超竜騎神ボルガウルジャック》の着地を目指します。
《ノーブル・エンフォーサー》、《超鯱城》、《ローズ・キャッスル》などの速攻対策が不利カードなので、この辺は割り切ってコントロールが増えたら握り変えるか、特にきつい《ノーブル・エンフォーサー》対策に《獅子幻獣砲》を採用しましょう。
⑥【霊峰クイーンメイデン】
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初手に《次元の霊峰》と《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》か《永刻のクイーン・メイデン》のどちらかがある場合に、手札にない方を《次元の霊峰》で回収しつつ《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を召喚し、次のターンに《永刻のクイーン・メイデン》を召喚するといった動きができる面白いデッキです。
その動き以外でも《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》や墓地進化クリーチャーで積極的にビードダウンをして行けるデッキとなっています。
⑦【スケルアイ】
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かなり歪な構成となっていますがビートダウン相手では《フェアリー・ギフト》からの《蒼狼の始祖アマテラス》→《ノーブル・エンフォーサー》のムーブで相手の動きを止めつつ、増えた手札を《クリスタル・アックス》に変換してカウンターをしていきます。
コントロール相手には《無頼王機スケル・アイ》に《叫鬼 ジャミング・ビート》をクロスさせてアドバンテージを取れるため、ビートダウン対面、コントロール対面どちらとも戦える面白いデッキになっています。
コントロール系
①【魔光神】
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このデッキは 対面に応じた呪文を《蒼狼の始祖アマテラス》で撃ったり《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》で呪文を封じたりしてコントロールしていき、最終的にに選択されないフィニッシャーである《魔光神》まで繋げて一気にリーサルを狙うデッキとなっています。
状況によってはライブラリアウトプランも検討するデッキとなっています。
環境的にクロスギアが多くなりがちで速攻、ビートダウンにも刺さる《獅子幻獣砲》も採用しています。
②【5色パルティア】
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基本的に5文明解放を視野に下準備しつつ積極的にライブラリアウトを狙っていきます。
《蒼狼の始祖アマテラス》で盤面に応じた行動できるため《翡翠と紅玉の炸裂》マナ回収をしたり、ビートダウン相手に《ノーブル・エンフォーサー》だけではなく《魔弾プラス・ワン》でシールドを増やしたりすることもできます。
《イモータル・ブレード》存在下での《クエイク・ゲート》が非常に優秀です。
困ったら全てシールド化してしまいましょう。
③【GAE龍虎】
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「VR以下のゲキメツ」こと《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》及び《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》のいわゆる“龍虎”で相手を制圧していきます。
《G・A・E》はこのデッキの要となっていて欲しいカードをサーチでき、なおかつリンク状態ではフィニッシャーとなり得えて、《憎悪と怒りの獄門》を唱える事で相手は選択できないため一発逆転も可能となっています。
④【アウゼス】
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基本的には従来と同じく《悪魔聖霊アウゼス》によるタップキルを狙うデッキとなっています。
《エンドラ・パッピー》はエンジェル・コマンドを出すと1ドローできるので《光輪の精霊ピカリエ》、《聖霊竜騎ボルシャリオ》とのシナジー抜群であり、《聖騎士ヴォイジャー》を立てておけば次のターンに《光輪の精霊ピカリエ》+《聖霊王エルフェウス》の動きが5マナで可能です。
《崩壊と灼熱の牙》はタップキルと相性が良く、決まればコントロールに対する勝率も高まる 《ホーリー・スパーク》ではなく《バリアント・スパーク》の理由は《聖霊竜騎ボルシャリオ》で持ってこれて手打ちできやすいのが理由です。
フィニッシュ時の理想は《悪魔聖霊アウゼス》、《聖霊王エルフェウス》、《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》を立てて制圧しましょう。
⑤【アクアカムイ】
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《キング・アクアカムイ》で中型のエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドを使い回しつつパンプアップし、リソース差で相手を圧倒します。
状況に応じてコントロールしていったり、《天武の精霊ライトニング・キッド》などで積極的にビートダウンしていったりと様々なプランを取ることが可能なデッキとなっています。
⑥【アマテラスコントロール】
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《蒼狼の始祖アマテラス》を中心にコントロールしていきます。
速攻相手なら《魔弾プラス・ワン》、コントロール相手なら《魔弾バレット・バイス》で臨機応変に対応しながら最後は《魔光神》に繋げてフィニッシュします。
速攻だけは絶対に、必ず、なにがなんでも許さない構築になっています。
⑦【ザマル】
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従来の《暗黒秘宝ザマル》を主軸としたコントロールと比較して大量のS・トリガーを搭載してかなりの速攻対策をしています。
《イモータル・ブレード》がS・トリガークリーチャーをスレイヤー化したり、自壊した《炸裂の影デス・サークル》やスレイヤー化して相打ちになったクリーチャーをまた回収することができるのでドローソースが入っていないように見えてかなり粘り強く戦うことができます。
コンボ系、その他
①【キキカイカイロック】
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《フェアリー・ライフ》や《クルセイド・チャージャー》を駆使して、《邪道外道神》まで繋げていきます。
7マナが溜まったら本番で《邪道外道神キキカイカイ》にG・リンクして《月光電人オボロカゲロウ》を召喚することで一気に相手の手札を4枚を4枚捨てさせることができます。
手札を枯らしたら、次は《コマンダー・テクノバスター》の出番で《邪道外道神キキカイカイ》と《コマンダー・テクノバスター》が揃うと文字通り相手は何もできることがありません。
最後に《緑神龍ダグラドルグラン》を召喚してS・トリガーを全て封殺しつつ、安全に決めるというのがこのデッキのコンセプトとなっています・・・が今現在《緑神龍ダグラドルグラン》でシールドをブレイクした際に進行不能になるバグが確認されており、別のカードに差し替えをお願いします。(運営に連絡済みで確認して貰っている最中です)
②【獄門イングマール】
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ビートダウン相手には《腐敗聖者ベガ》や《光神龍ザ・イエス》シールドを追加するカードで自身のシールド枚数を調整しつつ最後に《憎悪と怒りの獄門》を唱えてカウンターで勝ちに行きます。
コントロール相手には9マナが貯まる段階で《ファントム・ベール》を唱えてわざとシールドをブレイクさせた後に《憎悪と怒りの獄門》からの《機動聖霊ムゲン・イングマール》で確定でフィニッシュまで持っていきます。
③【カースペイン】
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《無敵悪魔カースペイン》や《黒神龍イゾリストヴァル》を墓地肥やしで強化して戦うデッキになっています。
どちらかというとネタ寄りなのは否めませんが速攻対策もしっかりとしてるので上手く嵌れば《無敵悪魔カースペイン》が5枚ブレイクになったりと楽しいデッキになっています。
④【バルクライ王】
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序盤に墓地肥やしをして、墓地に《魔光蟲ヴィルジニア卿》と《大邪眼バルクライ王》を貯めて一気に連鎖しつつ殴っていくデッキです。
防御面は一見薄そうに見えますが《インフェルノ・サイン》からの《蒼狼の始祖アマテラス》で《ノーブル・エンフォーサー》や《魔弾プラス・ワン》でビートダウン系を妨害できるため見た目以上に粘り強いデッキになっています。
このデッキの制作者のHydrogen@teamNASAさん(@eigodesuiso)は速攻やビートダウンが多くなるのを想定して《アクア・サーファー》を増量するそうなので環境によって数枚入れ替えるのも面白いかもしれませんね。
⑤【フレミングジェット】
デッキコードはこちらから
最後にみんな大好きドラゴンを使った構築を見ていきます。
まず《超天星バルガライゾウ》や《竜星バルガライザー》や《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》などデッキの中核となるドラゴンは基本的に全てSRのためVR以下ではデッキとして成立することができません。
今回紹介するのは《フレミングジェット・ドラゴン》を中心としたデッキで、《コッコ・ルピア》や《龍の呼び声》から次のターンに一気に《フレミングジェット・ドラゴン》で最大4打点を叩きつきて行きましょう。
コントロール相手には《ボルシャック・バディ・ドラゴン》から《翔竜提督ザークピッチ》を探索してハンデスを抑制したり、ビートダウン相手には《超竜騎神ボルガウルジャック》で盤面を制圧できるため、ドラゴンデッキにしては臨機応変に戦うことのできるデッキになっています。
3.おわりに
いかがだったでしょうか。
今回紹介したデッキはあくまでVR以下の大会で使用されてきたデッキなので今回のようなランクマッチ方式の環境とは異なった環境になる可能性は大いにあります。
というよりはポイントを早く稼ぎたい人もいるためビードダウン系が増えることはほぼ確定だと思います。
また、紹介したデッキリストはあくまでVR以下環境のごく一部となっています。
さらに研究し尽くされている訳でもないため、デッキ内容をもっと研究する楽しみや、はたまた全く新しいデッキを作ってみる楽しみなどランクマッチとはまた違った楽しみ方があると思います。
とても面白いルールなので普段は効率のため速攻を使う方も、様々なデッキを使ってくれたら記事を書いている私も嬉しい限りです。
有志の方でVR以下環境のTier表をまとめてくださったので追記しました。(5/12)
今回紹介したデッキ以外も様々なデッキがありますので是非皆さん確認してみてください。
また今回のSPルールマッチが楽しかったと思った方は、是非ミノバトさん(@minominobato)が開催している「VR以下杯」や「VRスクリムリーグ」への参加を心待ちにしております。
ご質問やご要望などありましたらコメントお願いします。
~デッキレシピを提供してくださった皆様~
QjacMVP@minobato
ヒイラギ@Felt
ヘタレ先輩@Felt
shinoP/DMP
ショコラ#BEANS
ラズ
Hydrogen@teamNASA
トスカーナ
masaokun@ギガベロス教
フェッ
本当にご協力ありがとうございました。
Tier1はどれですか
有志の方が作成したTier表を追記したので確認お願いします。