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1 基本情報
① 開催期間
8月3日(木)17:00 ~ 8月14日(月)23:59
② 報酬総額
サプライチップ×40
アークポイント×1200
クイック・ピックチケット×2
DMPP-21 カードパックチケット×5
DMPP-21 SRチケット×1
PR《天界の神罰》通常版、プレミアム版×4
プロテクト「天界の神罰」
プロテクト「無法神類 G・イズモ」
称号「無法神類」
③ ルール
・各プレイヤーはレジェンドスキルにより、以下の効果を得た状態でデュエルします。
レジェンドスキル(自分・相手):ヒラメキ・デュエル
自分のターン終了時、そのターンにバトルゾーンに出た自分のクリーチャーをすべて、それぞれのコストより1大きい、ランダムな進化でないクリーチャーに変身させる。
・一部の除外カードは、今回の「SPルールマッチ」では使用できません。
【除外カード】
《超次元ロマノフ・ホール》《超次元ストーム・ホール》《超次元ガード・ホール》《奇跡の精霊ミルザム》
2 攻略のカギ
以下の中の戦略から選択する、または複数を組み合わせるのがおすすめです。
①ワンショットを狙う
いきなりせっかくの特殊ルールを利用する気がない攻略法で申し訳ないのですが、1ターン中に全てシールドをブレイクしきり、加えてそのターンにダイレクトアタックで勝利する戦術である、「ワンショット」を積極的に狙いましょう。というのも、あくまでお互いに与えられたレジェンドスキルは「不確定要素」であり、必ずしも自分にとってプラスの影響を及ぼすとは限りません。各種「攻撃できない」を含むデメリット持ちのクリーチャーが変身先になることがあるかもしれませんし、パワーラインや打点が下がったり減ったりすることもあるかもしれません。そうしたことを防ぐために、あえてこのルールを活かさず戦うのもアリといえるでしょう。
②システムクリーチャー不採用のすゝめ
一般に、バトルゾーンに残ることで、自分に有利な効果を継続的にもたらすクリーチャーのことを「システムクリーチャー」と呼びますが、このルールでは基本的に採用してはいけません。というのも、当然のことながらそれらのクリーチャーも変身してしまうからです。また、進化元を用意しないと進化できない、またはしづらいデッキも避けましょう。ほとんどの確率で進化できなくなります。
また、一部のデメリット持ちクリーチャーは、変身によってそのデメリットを帳消しにすることができるのは覚えておきましょう。
例:バトルゾーンに残ることで自分に不利な効果を継続的にもたらすクリーチャー(《龍仙ロマネスク》など※変身前に一度だけ効果発動)
バトルゾーンを離れたときに自分が不利になるクリーチャー(《ツクモ・スパーク》など)
③速攻・ビートダウンを仕掛ける
攻撃できるクリーチャーも攻撃できないクリーチャーも、変身次第で攻撃できるようになる可能性があることを活かして、小型をばらまきながら速攻するのも1つの戦略です。変身先に依存することになりますが、爆発力が高いともいえます。
名目上のコストが高くても実際に出すために必要なコストが低いクリーチャー(《オニウッカリ 爆マル》など)を入れると、やや速度が落ちる代わりに変身に成功したときのリターンが大きくなりやすく、このルールを最大限に活かして戦うことができるといえるでしょう。
④相手ターン中にクリーチャーを出す
レジェンドスキルをよく読むと「自分のターン終了時」と書かれています。したがって、相手ターン中に出したクリーチャーや自分のターン終了時に出したクリーチャーは変身しないことになります。この性質を利用して、《ヘブンズ・ゲート》や《デュアルショック・ドラゴン》など、変身しないタイミングで強力なクリーチャーを出すこともよい戦略です。
3 デッキ集
①バルガライゾウ
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AD環境で連日支配的なシェアを得ているドラゴンデッキが、そのままの形で参戦しています。攻略のカギでは①ワンショット②シスクリ不採用にあたり、現在の形よりは相手をロックする能力をもったクリーチャーよりも、比較的即時打点やすぐに仕事ができるようなクリーチャーを採用した形がおすすめです。環境の変遷の観点から見れば、19~20弾環境に流行していたものに近いと言えるでしょう。
特に《永遠のリュウセイ・カイザー》を制圧ではなく攻勢でのみ使用する点はプレイに影響しやすい点と、《偽りの王 ナンバーナイン》は詰めに行くターンにしか効力を発揮しない点には留意しましょう。場合によっては採用カードを調整してみるのもありかもしれません。
②呪文型MRCロマノフ
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もう1つのAD環境限定で猛威を振るっているデッキである、【黒赤MRC】も参戦しました。攻略のカギ①ワンショットのコンセプトはそのままに、②シスクリ不採用にしたがっていわゆる「クリーチャー型」ではなく「呪文型」をここでは紹介しています。《時空の霊魔シュヴァル》《サンダー・ティーガー》が覚醒または覚醒リンクできないため採用をしておらず、《ヴォルグ・サンダー》が変身してしまって使い回せないため枚数を増やしています。したがって、《超次元ライデン・ホール》はかなり出力が低くなってしまっています。
過剰打点を叩き込む力が高いので、それを最大限生かすプレイングをしましょう。
③白単速攻
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白の1コストのカードと実質1コストのカードだけで組まれた、このルールを最大限活用したデッキです。攻略のカギ③速攻・ビートダウンを使っています。以前15弾環境で開催されたときに比べ、2コストの攻撃できるクリーチャーの質は向上したはずなので、ダイレクトアタックを決める再現性が上がったと言えるでしょう。
1ターン目に1体、2ターン目に2体、3ターン目に2体と出せばその時点で5体クリーチャーが並び、仮にこれらが全てデメリットなしで殴れる1点のクリーチャーだった場合、4ターン目までに累計8点できることは頭に入れておきましょう。どこかで仮にこのプランが崩れたとしても、打点計算をしっかりとして貪欲に勝利を目指すことが大切です。
④墓地ソース
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NDを主戦場としているいわゆる【クローシス墓地ソース】も参戦です。攻略のカギ②シスクリ不採用③速攻・ビートダウンを使っています。《超合金 ロビー》が盤面に残らないと何も起きない(広義に解釈すると)システムクリーチャーの類のため、そのパッケージを不採用にしています。
シークレットテクニックとして、21弾環境において12コストから変身する対象は、《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》しかないため、《暴走龍 5000GT》をあえてバトルゾーンに残し、打点を伸ばす手も覚えておきましょう。ちなみに13コストから変身する対象は複数あり、それらはあまり強くないのでワンショット以外の目的でデッキに《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》を積むのはあまりおすすめしません。
⑤ヘブンズ・ゲート
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ほぼレンタルデッキですが、極めて完成度が高いのでここでも紹介させていただきます。攻略のカギとしては④受けて返すを基本にしています。見た目の通り、完全に受動的な動きで、相手の攻めに合わせ、《ヘブンズ・ゲート》を踏ませて展開を狙います。
レンタルデッキと違い、《天海の精霊シリウス》を《白騎士の精霊アルドラ》に差し替えており、これは上述の《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》確定踏み倒しテクニックを使うためになっています。また、サイキック・クリーチャーは自分のターンに出すと変身してもう使えなくなるため《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》の使いどころを考えたり、構築段階で枚数を増やしたりして、必要な時に使えるようにしておきましょう。
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