Table of Contents
1 デッキリスト
デッキコードはこちらから
2 特徴、動かし方
ワイルド・ベジーズ4体以上でG・ゼロが発動する《味頭領ドン・グリル》を中心としたビートダウンデッキです。
《バロン・ゴーヤマ》による複数展開をメインにワイルド・ベジーズを4体以上バトルゾーンに揃えることを目指します。
19弾から20弾の時期にはあまりランクマッチで使われていませんでしたが、直近の能力調整によって起きた環境の変化により、再びランクマッチで見かけるようになったデッキタイプです。
3 主要採用カード
①《味頭領ドン・グリル》
バトルゾーンにワイルド・ベジーズが4体以上の時に、G・ゼロでコスト0で召喚可能なこのデッキのメインアタッカーです。
山札からは《グレイト・カクタス》で確定で探索、マナゾーンからは《クリクリ・イガラーズ》で手札に回収できるため、1ターンに複数体の《味頭領ドン・グリル》を召喚することも難しくありません。
ビートダウンデッキの天敵である《永遠のリュウセイ・カイザー》を上回るパワー9000である点も強力です。
②《バロン・ゴーヤマ》
マナゾーンにあるワイルド・ベジーズをバトルゾーンに出すことができます。
このデッキの展開力の要であり、可能であれば4ターン目に召喚したいカードです。
《バロン・ゴーヤマ》の能力で踏み倒すクリーチャーは、リーサルを狙うターンは山札やマナゾーンから《味頭領ドン・グリル》を確実に手札に加えられる《グレイト・カクタス》や《クリクリ・イガラーズ》、そうでないなら手札を増やせて次ターン以降に更なる展開を狙える《剛勇提督ゴスティーヌ》が基本です。
また、《バロン・ゴーヤマ》の踏み倒し能力は、その過程で使用可能マナが1回復します。
この使用可能マナの回復を活かし、《ジオ・ナスオ》を出し使用可能マナを合計で2回復したり、《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》を出し2体目の召喚にかかるコストを2軽減することで、1ターンに3体のワイルド・ベジーズを展開する動きも重要です。
③《グレイト・カクタス》
進化でないワイルド・ベジーズか、進化ワイルド・ベジーズのどちらかを山札から探索して手札に加えることができます。
進化ワイルド・ベジーズを4種類以上採用することはないため、確定で《味頭領ドン・グリル》を手札に加えることができます。
④《剛勇提督ゴスティーヌ》
バトルゾーンに出た時に山札の上3枚からワイルド・ベジーズを手札に加える能力と、手札から捨てられた時にバトルゾーンに出るマッドネス能力を持ちます。
《バロン・ゴーヤマ》の能力でマナゾーンから出すことができるため、ハンデスをしてこないデッキ相手でも腐りにくいです。
⑤《ワカテ・キャロット》
出た時に手札を1枚マナに置くことができます。
初動として《ワカテ・キャロット》を使う場合は、手札消費が激しさを補うために3ターン目に《グレイト・カクタス》を出せると理想的です。
⑥《クリクリ・イガラーズ》
モード選択で墓地からのクリーチャーを1枚マナ送りか、マナゾーンからクリーチャーを手札に加えるかを選べます。
序盤は単独では役に立ちませんが、《ジオ・ナスオ》や《霞み妖精ジャスミン》などの墓地にクリーチャーを生み出せるクリーチャーと組み合わせることでマナを増やせるようになります。
中盤以降は序盤にマナゾーンに埋めた《味頭領ドン・グリル》を手札に回収できるため、序盤から終盤まで活躍するクリーチャーです。
⑦《ジオ・ナスオ》
出た時効果で使用可能マナが1回復するため、実質1コストで召喚できます。
また、1枚カードを墓地に置けるため、《クリクリ・イガラーズ》の墓地からマナゾーンにクリーチャーを送る能力と組み合わせることで、マナを1枚増やすことができます。
⑧《霞み妖精ジャスミン》
出た時に自壊させることで山札の上から1枚マナゾーンに置けます。
《ワカテ・キャロット》と比較するとマナを増やす能力の発動後にバトルゾーンにワイルド・ベジーズが残らないというデメリットがあります。
しかし、手札の消費が1枚少なく、墓地に《霞み妖精ジャスミン》が落ちることで《クリクリ・イガラーズ》の墓地からマナゾーンにクリーチャーを送る能力を活かせるといった、《ワカテ・キャロット》と違った強みがあるので、状況に合わせて使い分けをしたいカードです。
⑨《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》
自分のターンの2番目に召喚するクリーチャーのコストを2少なくする能力を持っています。
除去されずにバトルゾーンに残ればコスト軽減能力でよりワイルド・ベジーズを展開しやすくなります。
4 その他採用候補カード
①《未来設計図》
《バロン・ゴーヤマ》や《味頭領ドン・グリル》などのキーカードを探すことができます。
また、2ターン目に《未来設計図》を使用してマナを増やせるカードを手札に加えて3ターン目に使用することで、4ターン目に《バロン・ゴーヤマ》を出せる5マナに到達できます。
②《終末の時計 ザ・クロック》
バトルゾーンに出た時にターンの残りを飛ばす強力なS・トリガーです。
【ワイルド・ベジーズ】は、《バロン・ゴーヤマ》や《ジオ・ナスオ》の能力でマナゾーンの《終末の時計 ザ・クロック》を墓地に落とすことが可能なので、通常よりも相手のS・トリガーの《母なる大地》や《父なる大地》をケアしやすいです。
③《大集結!ドングリ軍団》
ワイルド・ベジーズのS・トリガーです。
出た時に相手のクリーチャー1体をプレイヤーに攻撃できなくさせることができます。
S・トリガーとしてはあまり強くない能力ですが、《味頭領ドン・グリル》のG・ゼロ条件の頭数になるワイルド・ベジーズであるというだけで価値があります。
④《ドンドン吸い込むナウ》
キーカードを探せるS・トリガーという点では《未来設計図》と同じですが、こちらはその際に相手のクリーチャーを1体手札に戻す能力を持っているため防御面が強くなります。
かわりに《未来設計図》の2コストに対しこちらは4コストと手札から使いづらくなっているため、環境に合わせて使い分けるべきカードです。
⑤《味頭領ドン・ドリアン》
マナのワイルド・ベジーズ3体を進化元に召喚できるワイルド・ベジーズの進化クリーチャーです。
実質スピードアタッカーとして使える上に、出た時に使用可能マナが2回復するため手札から更なるワイルド・ベジーズの展開からG・ゼロ条件を満たして《味頭領ドン・グリル》の召喚のような動きも可能です。
また、《味頭領ドン・グリル》以外の殆どがパワー5000以下のクリーチャーであるワイルド・ベジーズにとって天敵である《暴走龍 5000GT》が相手のバトルゾーンにいても召喚可能なパワー7000なのも偉いです。
⑥《DNA・スパーク》
相手のクリーチャーをすべてタップできるS・トリガーです。
基本的には5枚目以降の《終末の時計 ザ・クロック》です。
ビートミラーを強く意識する場合に採用候補になります。
コメント