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1 はじめに
こんにちは。BEANSの戦闘員、ナニガシソレガシです。今年の目標は20000勝到達です。
始まりました第18弾環境。私が少年時代に最も遊んでいた時期のカードです(筆者はだいたい神化編~DSくらいまで友達と紙で遊んでました)。特に今弾に収録された《偽りの名 ヤバスギル・スキル》は長らく少年時代の相棒の一体でした。
さて、新大型種族‘ゼニス’と伝説のカード《勝利宣言 鬼丸「覇」》の登場、そして【アナカラー刃】の衰退が環境に与えた影響はいかがだったのでしょうか。早速見ていきましょう。
2 テンプレデッキリスト
①【Nエクス】系統
(1)シータ(青赤緑)型
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(2)黒抜き4Cメンチ型
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青赤緑で組まれたオーソドックスな型と、《超次元ホワイトグリーン・ホール》により主に後半戦とビートダウンに強い二つの型が存在します。とはいえ共通している2→4→《サイバー・N・ワールド》や《超次元リュウセイ・ホール》のような強烈なマナカーブは互いに持ち合わせており、安定性や扱いやすさは現環境のなかで上位に位置しているでしょう。
今弾では《勝利宣言 鬼丸「覇」》と《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》を獲得し、そのフィニッシュ力にも磨きがかかった有望デッキです。《「智」の頂 レディオ・ローゼス》を意識して《永遠のリュウセイ・カイザー》を多めに採用するパターンも増えたように思います。
長期戦を制するカードとしてゼニスを僅かに投入するパターンもあるようです。
また派生として《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》の完成を目指すタイプも存在します。むしろ現在はこちらが主流かもしれません。《予言者ヨーデル・ワイス》のウルトラセイバー能力により《魂の大番長「四つ牙」》を確実に守りつつマナを伸ばして《超次元ホワイトグリーン・ホール》のから《カチコミの哲》、そして効果で超次元呪文を回収しつつ《紅蓮の怒 鬼龍院 刃》を繰り出します。
PS覚醒リンクの恩恵により今後登場するであろう《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》にも匹敵する火力を放つことができ、もし今後の《「刃鬼」》の活躍を喰ってしまったら…と思うとやや不安なデッキではありますね。
メタカードとしては《ボルシャック・スーパーヒーロー》や《希望の親衛隊ファンク》がウルトラセイバー諸共サイキックをまとめて処理できます。
②【ターボゼニス】
(1)青緑型
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(2)黒抜き4C型
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(3)白緑型
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こちらは新興デッキですが、紙の時代から存在した由緒あるデッキです。ただシノビ(特にハヤブサマル)の有無や《偽りの名 ハングリー・エレガンス》の自己軽減能力などは差異であり、その違いはデッキ内容にも如実に現れました。
まず青緑を主軸としてマナブーストに寄った型。ブーストしてゼニスを投げつけて制圧を目指しましょう。次に、そこに《超次元ホワイトグリーン・ホール》と《ボルメテウス・ホワイト・フレア》を加えて防御と柔軟性を加えた型です。ブーストの安定性はやや劣るものの並みのビートダウンならば受けきることが十分に可能となっています。
また、《先導の精霊ヨサコイ》によってコスト軽減をかけてゼニスを出す白緑型も存在します。アンノウン、ゼニスの軽減を行う4コストのアンノイズは自然以外の各文明に存在するので、デッキを組む際は彼らのことを気にしてみるといいかもしれません。
③【ドロマー(白青黒)ルドルフ天門】
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前弾環境から大きく幅を利かせているデッキです。苦手としていた【アナカラー刃】がナーフにより消えたものの【ターボゼニス】が大きな目の上のたんこぶです。
収録が切望されていた《コアクアンのおつかい》を手に入れたことでデッキとしてより完成度が高まりました。特に《セブ・コアクアン》と異なり、例えば《特攻人形ジェニー》が二枚見えたとしても両方ともドローすることができること、3ターン目にこれを打つことで4ターン目に2コストのカードを連打できることなどから2コストのカードの利便性が向上し、積みやすくなりました。また【ターボゼニス】に対してはハンデスが非常に有効なのも相まって以前よりも《ゴースト・タッチ》の採用が増えています。そしてこれらのカードが3コスト以下の呪文であることから《超次元ドラヴィタ・ホール》で回収しつつという動きもできるようになりました。
一方で《セブ・コアクアン》や《死海秘宝ザビ・デモナ》の採用が減った関係上それらを進化元とする《聖隷王ガガ・アルカディアス》は若干数を減らしてしまいました。
④【速攻】系統
(1)【白赤速攻】
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(2)【黒赤速攻】
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ここへきてまた若干の流行の兆しがあります。環境初期は混迷とした環境のため【速攻】の地位が向上することはありますが、今回は特に【ターボゼニス】がメタ対象になっています。しかし《超次元ホワイトグリーン・ホール》+《ボルメテウス・ホワイト・フレア》のパッケージをケアする手段は少なく、今後の課題となりそうです。
現時点では《DNA・スパーク》や《超次元サプライズ・ホール》を無理なく採用できるため受けが厚い【白赤速攻】と、《パワフル・ビーム》や《襲撃者ディス・ドライブ》といったブロッカーに対処できるカードを採用し前述した【ドロマールドルフ天門】と戦えるようにした【黒赤速攻】の2種類の【速攻】デッキが結果を残しています。
⑤【赤緑ハンター】
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前環境では《流星のフォーエバー・カイザー》により環境終盤までやや低迷していましたが、サイキックの厳選が進むにつれて息を吹き返しました。《反撃の城ギャラクシー・ファルコン》による自軍のスピードアタッカー化を武器に、隙があれば《激竜王ガイアール・オウドラゴン》や《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》へのP’S覚醒リンクを狙いながら立ち回ります。
しかしこちらも《超次元ホワイトグリーン・ホール》+《ボルメテウス・ホワイト・フレア》が重く、また速度としてはやや城頼りなところがあり不安があります。
⑥【青黒リバイバー】
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《虚構の影バトウ・ショルダー》を獲得。呪文耐性は向上したもののこちらも【赤緑ハンター】と同じく《ボルメテウス・ホワイト・フレア》に悩まされることとなりそうです。
同系統のビートダウンを意識するならば《ジャニット》や《死海秘宝ザビ・デモナ》の採用を検討したいところですね。
なお《虚構の影バトウ・ショルダー》のボイスが解釈一致かどうかは可否が分かれそうだなと思う今日この頃でした。
⑦【黒赤MRCロマノフ】
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獲得していません。というより変わっていません。
環境的な立ち位置としては【Nエクス】が増加したこと、【ターボゼニス】にやや不利を取ることなどから悪くなった印象です。
新たに採用できるカードが無かったため前環境より使用率は落ちましたが、しかし出力に変化はなく依然として強力なデッキなため環境が固まればまた姿を現すことでしょう。
⑧【白緑ワイルドベジーズ】
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筆者は“緑黄色野菜”と呼んでいます。
《クリスタル・ツヴァイランサー》と同系統の能力を持った《味頭領ドン・グリル》を持ったコンボよりのビートダウンとなります。《グレイト・カクタス》から《バロン・ゴーヤマ》をサーチ、《バロン・ゴーヤマ》から《グレイト・カクタス》を出し、《味頭領ドン・グリル》をサーチ。と少ない枚数で自由度が高くデッキが成立するので筆者的には【グレートメカオー】と【ツヴァイランサー】を足して二で割ったようなデッキ、という印象を受けています。
それらのデッキと比べると、パーツがパーツをサーチすることに優れており、コンボに必要なカードが少なく済みます。デッキスロットには大いに考察の余地があり、デッキビルダーたちに期待できるデッキではないかと思います。
3 おわりに
いかがだったでしょうか。上で紹介したデッキ以外にも、
・【4Cボルコン】
・【天運ゼニスクラッチ】
・【5Cミラクル】
・【シータラムダビート】
・【ババンビッグマナ】(仮称)
等は一定数存在するようです。
ひとまず現環境の台風の目は【Nエクス】の基盤を持つデッキが握ったと考えてよいでしょう。ゼニスも非常に強力ではあるのですが、その重さ故に弱点はある程度見えてしまっているのでなんとも難しいところです。
さて私が今、特に気になっているのは「E2は何弾で終わるのか」ということです。E1はV(ビクトリー)カードの初実装であり、第一弾で《ガイアール・カイザー》と《ガロウズ・セブ・カイザー》を見たときは「残りのVカードの枚数的にあと2弾はあるな…」と思ったのですが、実際は多くのカードからVマークがはく奪され2弾で終了しました。
E2一弾でも既に《黄金世代 鬼丸「爆」》からはVがはく奪されており、今後も…ということは大いに考えられます。ただE2出身の《メンデルスゾーン》と《超絶奇跡 鬼羅丸》や《「無情」の極 シャングリラ》が同弾収録になるとも思えず…と正直どちらもあり得るように思います。
私個人としては是非《「戦慄」の頂 ベートーベン》と《黄金龍 鬼丸「王牙」》をVで見たいという気持ちがありますが、これはデュエプレ運営のみ知ることでしょう。
最後になりますが、私の思い出のドラゴン・ゾンビへ強化をよろしくお願いします。今のままでは戦えません。どうか皆様も一緒に、運営様に届くよう声をあげましょう。おねがいします。
感想、ご意見などございましたら是非コメントへよろしくお願いいたします。
この記事見て気付いたのですが4cメンチはエクス入ってない型の方が主流なので集計もNエクスのところにメンチ型を入れるのは間違ってると思います
エクス入ってないからNエクスではないと思います
ご指摘ありがとうございます。
今までフォームの改修が間に合っていませんでしたが本日分より集計フォームに4Cメンチを追加していますので明日から公開される集計データでは4CNエクスと4Cメンチは別集計となります。
貴重なご意見をいただきありがとうございました、また何かご意見などございましたらコメントお願いします。